世界選手権帯同③

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いよいよ、大会に向けて始まります。

大会は約7日間、毎日同じ方の繰り返しでした。

バスに乗り込むところです。

とにかく人数が信じられないほど多い為、ハードでした。
みてください、この選手の数!!
そして、何が1番大変だったかと言うと、

トレーナーは、練習中、試合中もハプニングがないか常に見守り、
↓↓

そして、どこかしら傷めた選手がいれば、会場内でケアをする↓

めちゃくちゃしんどかったのが、「時差ボケの解消の失敗」でした。

よく隠れて会場内にあるコーヒーを購入し、「一瞬だけ寝る」という繰り返しでした。

試合が終われば、コーチ陣は終了、しかしトレーナーはそこから故障選手のケアをしなければなりません。

完全に時間が狂った状態で、眠さとの戦いもありました。

この写真は確か大会3日目の選手のアップをしている姿です。

大会を通して、優勝した選手がいれば写真を撮りました。

この写真に、東京五輪代表の森ひかるちゃんが映っています。
この時まだ彼女は13歳、この一ヶ月後に全日本選手権で史上最年少優勝をして、その8年後に東京オリンピックに出場します。

森ひかるちゃんは、この時から華がありましたね。

今回一緒に行ったメンバーで、リオ五輪に出場した選手1人、東京五輪に出場した選手が3人います。

成長していく過程をジュニア時代から見れたのは面白かったです。

と、いう形です。

以前書いたと思いますが、日本代表トレーナー活動が、私にとってのある意味挫折でした。

「選手は日本代表レベルなのに、私はテーピングやマッサージばかりで治せない、日本代表レベルのトレーナーじゃない!」と感じ、整体の道に進みました。

日本代表トレーナーの活動も全て終了し、この道に没頭しました。

今の私は、最初からこうだったわけではなく、

自分の実力のなさを知った上で方向転換した姿です。

本当に良い経験をさせていただきました。

そして、スタッフにこの技術を伝授し、世の中の悩んでいる方を助けたい、という気持ちで生活しています。

おしまい

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