モートン病(足の甲の痛み)の改善例

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症状:モートン病 (足の甲の痛み)男性

モートン病
2017年4月に急に左足の薬指のつけ根あたりに激痛が走り、整形外科を受診した所、モートン病であると診断されました。

そこで理学療法士による治療を3ヶ月受けましたが、完治しないまま治療が終わりました。

次に整体へ行き少しは症状が良くなりましたが、やはり大きな改善には至らず、年末から痛みが戻ってくると共に、右足もうずくようになって来た為、金沢バランス接骨院さんを受診することに決め、治療をスタートしました。

治療開始から少しずつ回復していくのが感じられ、8回目以降に大きな改善がありました。それまで幅のタイトな靴を履くと痛みが出ていましたが、痛みがほとんど出なくなりました。

また、この症状が出てから止めていた趣味の自転車にも少しずつ乗れるようになってきました。もう治らないのかと辛い気持ちで長いこといましたが、島野先生のおかげで気持ちが明るくなり、希望が持てるようになりました。

このまま治療を続けて完治させ、今まで以上に健康な体にしたいと思います。本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

★院長コメント★

今回はモートン病の症例です。

モートン病とは、(日本整形外科学会HPより引用)
↓ ↓ ↓
症状:個人差はありますが、第3-4足趾間(第3趾と4趾の向かい合う側)のしびれ、疼痛、灼熱痛などの多彩な神経症状が出現します。前足部足底の小さな有痛性の腫瘤を主訴に来院することもあります。障害部位は、第2-3、4-5足趾間のこともあります。
また、痛みは強いことも少なくなく、時には、下腿まで及ぶことがあります。

治療:
まず、足底挿板などを用いた保存的治療をします。
3ヵ月ほど様子を見て症状が回復しないものでは手術が必要になることもあります。

保存的療法
局所の安静(作業肢位、ハイヒールの禁止)、薬剤内服、足底挿板、運動療法、ブロック注射など。

手術療法
神経剥離、神経腫摘出、深横中足靱帯の切離等の手術が行われます。(以上までが日本整形外科学会HPから引用)

・・・ということです。
場合によっては手術・・と書いてあります、恐いですね。

今回治療した箇所は、「骨盤」です。
骨盤に問題があり、重心が後ろに行っていた。

後ろ重心を戻そうと、足の甲〜指先に負担がかかり続け、足の甲に痛みが出て、モートン病の症状が出てきた、と評価しました。

なので、痛がっている足の甲は触らず、骨盤の治療のみを行い続けた結果、痛みがどんどん引いていき、大好きなロードバイクに復帰できるようになった、という事です。

私の予想では、今回は左足の甲に痛みが出てた事に関して、その部分を手術したところで、根本的な原因が見つけられないままでいたら、右の足の甲にも痛みが出ていただろうなと感じています。

整体するにあたって、一番大事な事、それは「痛みの原因を見つける事」です。

痛みはあくまでも、身体のバランスが崩れた結果なのです。

痛いところを電気ピピって当てて揉んで揉んでストレッチしたところで改善はなかなか難しいと思います。

私がこの患者さんと共に目標としているのは、怪我する前よりも競技力が向上する事です。

もっともっと、病院に行っても治らないと悩んでいる方を救いたい、それが私、橋森スタッフの使命です。

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